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年末雑感(1)

2011年12月30日
7月から暇を見てある研削ラインの3d化を進めてきましたが、6か月400時間足らずを要して何とかほぼ完成しました。自画自賛ですが、完成したものを見るとよくぞやったという気持ちになります。半年ほどかかったわけですが、こればかりやっておれば2か月でできたでしょう。
これで目標としていたことの一つがとりあえず達成です。
現時点で3dに関して思うこと。
1. ゴムや蛇腹のような柔軟で且つ規則的な動きをする部材の3d表現をする方法がないものか。
2.モデリングは部品作り、組立はプラモデルの組立のような疑似感覚が体験できること。
3.2dにおける干渉検討といった想像を必要とする感覚が鈍っていくような気がします。
ま、生まれてこの方60年二つの目でこの世界を見て認識してきたのだから、3dのモニタに現出される世界のほうが理解しやすいのは当たりまえのことですね。2dの絵というのは記号のようなもので、実際のものとは程遠い。頭で変換して想像するしかない。逆に3dで製作の方法を示そうと思っても無理なようだし。
最近は時間軸まで含めた方向に向かいつつあるようでこの先どこまでついていけるのだろうか。まあそのうち寿命が尽きるだろうからそれでおしまい。同窓会で「木口小平は死んでもラッパを離さなかった。自分は死んでもマウスを離さない」などとわけのわからぬことをほざいたけれでも、そのうちマウスもなくなるだろうし、本当に展望のないバカな話だった。反省。