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脳の記憶のメカニズムが次第に明らかになってきているようだ。
海馬という部位がかかわっているという話は昔から言われてきたが、その先はよくわからなかったようだ。自分は若いころから人の名前が出ないことがよくあったので、酒の飲みすぎで海馬がやられているとひそかに思っていた。ひどいときには毎日会っている人の名前が出ないこともあって、ごまかすのに苦労した。今でも似たようなものだ。
最近の情報では、大まかに、一日分の記憶が海馬1億個の神経細胞に記憶され、それが寝ている間に大脳皮質100億個の神経細胞に整理して置き換えられるらしい。
容量の小さいパソコンからハードディスクに移し替えるようなものかな。
ということは名前が出ないのは海馬ではなく、大脳皮質の問題ということか?
とは言っても、山歩きをしていて、野草の名前が出なくても、3分他のことをしていると出てきたりするので、これは検索能力の問題で完全にデータ消失しているわけではない。
図面書きの仕事をしていて、朝方布団の中でまどろんでいると、あちこち干渉するところが浮かんだり、あれをチェックしないと危ないといったことがふつふつと沸いて出てくるのは、寝ている間に勝手に脳がデータを整理してくれているからなのだろうか?
難問にぶち当たったときは、入力するだけして、あとはじたばたせずに、神様の啓示を待って、ねてしまへ?
ちなみに海馬はsea horse でタツノオトシゴのことらしい。
そういわれれば馬の顔をしているなあ。