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5月22日(火) 早朝、自宅から100m程の出雲市市街で熊が出ました。嘘ではありません。冗談でもありません。正真正銘生きた熊が出ました。体重40kgほどの2歳ぐらいの小熊だったようですが、2~3日前から市内あちこちで目撃情報があり、有線放送などで警戒警報が出されていたようですが、一般には「冗談だろう、どうせ黒い大形犬の見間違いか?」といった受け止め方だったのではないか。用水路のところですぐに射殺されたらしい。殺すことはないだろう。捕まえて山に戻すのが筋でしょう。それにしても、最近国道9号線のバイパスができた影響うで通勤時間帯は何十台も車が並ぶところなので、何ともおべた(おどろいた)。
20年程前には鹿もおおばれしたことがあるので、ここら辺はその昔獣道でもあったのだろうか。その記憶が時たま子孫に蘇り・・・・・・。昔話では、熊というのは大概お人よしのキャラクターで、キツネのずるがしこさと対照的に扱われるのが常套だ。若いころは自分は熊で、友人にキツネがいた。結構仲が良かったのだが、同類相憐れむか。せめて天国へ行ってくれ。

もちろん一日に一升酒を飲む人のことではない。<br>先日ETVに千日回峰行を2回達成された酒井雄哉師が出て対談しておられた。最後にこの「一日一生」という言葉を少し話された。どうやらかなり有名な言葉のようで、同名の本もあるようだが、知らなかった。一日を一生のつもりで夢中でやればいろいろ達成できるし、迷いもなくなるというような意味か、ある意味「一期一会」と通ずるところがあるかも。若い時からこのような態度が身についておれば大事も成し遂げられようが、凡人は大概人生もとどのつまりごろになって時間が惜しくなり、大事に生きようなどと思うのが常であろう
話代わって解剖学者の養老孟司さんが何かに書いておられた。一日終わり寝るときは意識がなくなるのだから死んだようなもの。毎日死んでいるようなもの、まさしく一日一生ではないか。普通、朝になると前世の(昨日の)因果をそのままに受け継いで生まれてくるので、新しい一生の始まり始まりというわけにはいかないのだが。
とりあえず夜も更けたので、今日は死にます。