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年末雑感(2)

2011年12月31日
年末は時間の余裕があるので普段しない風呂焚きをする。
家の庭に植えてある椎の木や柿木を春先に枝打ちしたものを斬って束ねておいたものが燃料だ。新聞紙を3枚ひねり巻にし、点火して細い枝を載せてしばらく待てば着火というのがいつもの行程だが、今年は気がせっているのか数回繰り返してやっと火が付いた。我慢が足らなかった。釜焚き失格。釜の前で、赤く燃える火を見ているのなんだか原始の記憶が蘇るような気がします。火悪さは楽しい。風呂に入っても下に火があるとなんだか芯まで温まるようなきがする。
ところで木材を燃料とするとCO2削減に貢献したことになるというのは本当だろうか。ガスを燃やしても、木材を燃やしてもCO2が出るのに違いはないのだが、産地が違うと評価も違うということか。石油や石炭、ガスは地下から。木材は地表でできたもの。石油は1度掘ったらおしまいだが、木材は繰り返し生産可能なものというわけか。
繰り返しやらないこの理屈も成り立たない。ま、理屈抜きで楽しいことではあるし、できる限り続けようとおもう。