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野見宿祢(のみのすくね)

広島県との県境の町飯南町赤名へ行ってきました。
当地に野見という地区があり、これが相撲の始祖野見宿祢の出身地だという伝承があるらしいのです。当地では野見宿祢による町おこしというわけで、講演会入り口ではちゃんこ鍋がふるまわれるし、会場では新たに作られた相撲甚句の披露もありました。なかなか立派な歌でした。
その昔、大和に当麻蹴速(たいまのけはや)という力持ちがいて天下無双と自慢しているのを時の天皇が聞き付け、出雲に野見宿祢というのがいるということで呼び寄せ、自分の前で戦わせたそうです。大和対出雲の天覧試合ですなあ。
野見宿祢は当麻蹴速の脇腹をけ破り、腰骨を蹴り砕いて殺したんだそうです。
天覧デスマッチ。
野見宿祢は出雲国造という記録もあるらしいので、伝承だけで出身地というのは苦しい部分もあるのでしょうが、何せ見てきた人はいないので、銅像でも建ててしまえば通説になってしまうのではという声も聴かれた。
因みに天神さん菅原道真は野見宿祢の十何代目かの子孫なんだそうです。
何はともあれごっちゃんでした。
そして、あーどすこい、どすこい。