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親の因果が子に・・・

はるか昔子供のころ、氏神様の祭りには多くの出店が出てそれは賑やかなものだった。中には見世物小屋というなんだか怪しげな小屋が出ていることがあった。
井戸の中から河童がのぞくとか、下半身が蛇になった人とか。小学生ともなればそれがインチキだということは薄々か、またはほとんど明確に承知しているのだが、妄想たくましくしたものだ。ただし金がないので見た人から聞いて想像するだけだった。残念。
ところで、先日こんなニュースが載っていた。「マウスに特定の匂いをかがして電気ショックを与える実験を繰り返し、そのマウスの子にその特定の匂いをかがすとおびえる様子を見せた」というもの。これには続きがあって子マウスの遺伝子を調べると変化が刻まれていたという。
生物学的知識は皆無に等しいが、獲得形質は遺伝しないとかいう教条を教わったような気がして、ほんとかいな、太った親には太った子が生まれやすいのと違うかと疑問に思ったものだ。、(この問題とは少し違うかな。)
ダーウィンの進化論もこのことなくば、成り立たないのでないか。
自分も若いころに比べれば少しはまともになったような気がするので、今子を作ればわずかでも改善された子ができるのだろうか。
ま、しかし、今から子を設けるわけにいかないし、第一相手にされないし、資力も乏しい。
よかった、よかった。おしまい。