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領空侵犯

先日庭の椎の木に登って枝打ちをしていたら、足長蜂の巣に近寄り過ぎたらしくて右手を刺された。2~3日後で今度は川土手の草刈りをしていてやはり足長蜂に刺された。直後は蚊に刺されるよりも大したことないと感じていたが、後から結構かゆみが出て難儀をしている。
自分のテリトリーと思っていたが、いつの間にか領空設定されていたようだ。相手が人間なら大騒動になるところだが、生物の種が違うとそれほど争う気にもならない。
どれくらい接近したらスクランブル発信するか試してみたら、足長蜂の場合約1mぐらいが防空識別圏のようだ。巣の上で羽を煽いで待機していて、1mの中に入るとスクランブル発信。ちょっと退却するとまた巣に戻るという感じ。必要以上の攻撃はしない。なかなか抑制のきいた立派な行動である。餌場テリトリーといってもカラスの様に侵入してくる敵を追い払うでもなく、おおらかなもんだ。
因みにアメリカの無人攻撃機通称DRONEはきっとこの足長蜂から発送した名前ではないかと思う。尾翼が垂れさがったところなどだらりとたらした足長蜂の足とよく似ているような。
狩りをする蜂なので攻撃的の様に思うがスズメバチのようなことはないようだ。
当たらず障らずにしておれば攻撃されることもないだろう。
というわけで家の周囲は巣だらけだ。