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木口小平と浜田城址(2)

DSCF3648門跡

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天守跡

城址というぐらいだから残っているのは石垣だけでした。
幕末に長州が攻めてきて、病気だった若い城主は自ら城に火を付けて松江城に逃走したのだとか。建造当時は三層の立派な城で、海から眺めた宣教師も感嘆したとか。
平日だったのでここまで上る人は少なかった。草の生え具合から察するところ普段も賑やかということはなさそうだ。桜の季節にはにぎわうのかなあ。
この台座には砲弾が飾ってあったそうですが、これも銅像と同じく供出されたようです。

DSCF3655天守跡から見える港

江戸時代、竹島経由で朝鮮と密貿易をした会津屋八衛門という商人がいたそうです。斬首だったとか。
水戸黄門様が出てきそうな話ではあるなあ。

DSCF3651日本海を望む

この海から逆方向に、宣教師が望遠鏡かなんかで天守を覗いたのだろうか。
全然話は違うけど、ボサノバの小野リサの爺さんも浜田連隊に所属していたといつか雲南のコンサートで言っていたなあ。10年も前の話だ。

というわけで、おさかなセンターで買った(あかてん)を抱え、途中温泉津(ゆのつ)温泉につかり、眠気と闘いながら出雲へ帰る。あかてんはうまかった。