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来坂社(出雲郡)

出雲市矢尾町
祭神 素戔嗚尊ほか
阿須伎社より4km東側、100mほど北山を登ったところに来阪(くさか)神社がある。スダジイの巨木が3本あり、出雲市内が眺望できる。

来阪神社
スダジイ 高さ30m 幹周り4.75m
南側を眺望
東側を眺望

東側の眺望中央ほぼ水平に走っているのが斐伊川。現在は東(左)に向かって宍道湖に流れ込んでいるが、風土記の時代には西(右)に向かって日本海に流れていたらしい。川跡(かわと)とか遙堪(ようかん)とかいう地名が残っている。いかにも水を満々と湛えるという感じが出ている。この水域を通じて海外とも交易がおこなわれていたようである。
増尾敏弘氏は斐伊川をナイル川に例えて、写真右側(左岸)に死者の領域、西谷墳墓群(ピラミッドに対応)、左側(右岸)に生活者の領域があったのではないかとしている。

スサノオの腰掛岩